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新車にコーティングは必要?後悔しない選び方と専門店が語る本当の価値

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「新車を購入したばかりなのに、ディーラーから高額なコーティングを勧められて困っている…」

「本当に必要なのか、それとも営業トークなのか判断できない…」

「後で後悔したくないけど、無駄な出費も避けたい…」

新車購入時のコーティング、勧められたものの価格を見ると数万円〜十数万円。

“高い買い物の直後”だけに判断は難しく、慎重になるのは当然です。

ここでは、プロの施工現場で見てきた“現場のリアル”と、科学的な根拠の両面から、
ディーラー・専門店・DIYという三つの選択肢を、

  • 施工品質
  • 費用対効果
  • アフターサポート

という三つの軸で比較しながら解説していきます。

さらに、
どんな人がどの選択肢を選ぶべきか
そして 家族用の車や通勤車など複数台を所有している場合、ムダなく最適化する施工の組み合わせは何か
といった実践的な視点まで、具体的に整理してお伝えします。

目次

なぜ「新車時のコーティング」の判断がそれほど重要なのか

まず最初に押さえておきたいのは、
「新車時は、塗装コンディションが最も良く、費用対効果が最も高いタイミング」
だという事実です。

1-1. 工場出荷直後が塗装のピーク

新車の塗装は、工場で塗装・乾燥・硬化まで一気に行われ、非常に平滑で不純物の少ない状態で完成します。

この“生まれたて”の塗装面は、次のような特徴を持っています。

  • クリア層に深いダメージがまだ入っていない
  • 紫外線や酸性雨の影響をほとんど受けていない
  • 鉄粉や花粉、ピッチなどの固着汚れもほぼゼロに近い

この状態でコーティングを施工すると、コーティング被膜が塗装面にしっかり密着し、耐久性や防汚性を最大限に引き出すことができます。

1-2. 納車直後から始まる「見えない劣化」

一方で、車は納車された瞬間から、次のようなダメージを受け始めます。

  • 紫外線によるクリア層の分解
  • 酸性雨や黄砂による塗装への化学的ダメージ
  • 工場・高速道路・線路近くなどから飛来する鉄粉
  • 花粉や排気ガスなど、塗装に刺さる・貼りつく汚れ

数週間〜数か月の間に、目で見てわかるほどではなくても、塗装表面には微細なダメージや汚れが蓄積されていきます。

そのタイミングでコーティングを施工しようとすると、多くの場合「下地処理(研磨作業)」が必要になります。

例えば、以下は納車3週間後のお車ですが、専用ライトで見ると、微細な傷などがついていることが確認できます。

画像

1-3. 研磨が必要になると何が起こるのか

コーティング前の研磨には、次のようなリスクや負担があります。

  • クリア層を物理的に削るため、塗装が薄くなる
  • 何度も繰り返すと、将来の再コーティング時に削れる余力が減る
  • 作業時間が増え、その分工賃も上がる
  • 技術差が仕上がりにモロに出る

つまり、新車時にコーティングをしないと、後から余計な費用と時間がかかる可能性が上がっていくということです。

ここまでを整理すると、

  • 新車時は塗装状態が最高
  • だからこそ、コーティングの効果を最大化できる唯一のタイミング
  • このタイミングを逃すと、「下地処理費用+塗装リスク」という余計な負担が時間経過と共に増えていく

ということになります。

ディーラー・専門店・DIY 3つの選択肢を徹底比較

新車購入時のコーティングには、大きく分けて3つの選択肢(ディーラー・専門店・DIY)があります。

それぞれの特徴を「施工品質」「費用対効果」「アフターサポート」の3軸で比較してみましょう。

2-1. 三つの選択肢の比較表

項目ディーラーコーティング専門店コーティングDIYコーティング スタンド
費用の目安5〜10万円5〜30万円5千〜3万円
施工品質標準〜中程度(外注が多い)高品質(職人施工)低〜中(技量次第)
耐久性3〜5年5〜7年6か月〜1年
手間ほぼゼロ(納車前に完了)車を数日預ける必要自分で数時間作業
保証ディーラー保証あり長期保証が多い基本的になし
向いている車実用車・家族車家族車・趣味車・高級車通勤車・セカンドカー

ここからわかるのは、

  • 「どれが一番良いか」ではなく、「どの用途に一番合うか」で選ぶべき
  • 全部の車に同じレベルのコーティングを入れる必要はない

ということです。

次の章から、一つずつ詳しく見ていきます。

ディーラーコーティングのリアルなメリット・デメリット

3-1. 最大の強みは「圧倒的な手軽さ」

ディーラーコーティングの一番の魅力は、とにかく楽なことです。

  • 契約時に「つけておきますか?」にチェックするだけ
  • 納車時にはもう施工済み
  • 別途、店を探したり、日程を調整したりする必要がない

特に、こんな人には相性が良いです。

  • 自分で施工したり、見積もり比較したりするのが面倒
  • そこまで細かくこだわりたいわけではなく、ディーラーに任せたい
  • 専門店を探したり、口コミを読み込む手間を省きたい

このように手間をかけずディーラーに任せたい方にとっては、最適な選択肢と言えます。

3-2. 見落とされがちな弱点

一方で、ディーラーコーティングには、押さえておきたい注意点もあります。

割高になりやすい

多くの場合、ディーラーは自社工場で施工するのではなく、外部のコーティング業者に依頼しています。
そのぶん、

  • 専門店に直接依頼するより 1.3〜1.5倍程度高くなりやすい
  • 同じような材料・工程なのに、料金だけ割高になるケースもある

といったことが起こります。

施工品質に“ばらつき”がある

外注先の技術レベルはさまざまで、

  • 下地処理にどこまで手間をかけるか
  • 細かい傷や水シミまでどの程度チェックと処理をしてくれるか
  • どんなコーティング剤を使うか
  • そもそも施工技術レベル

といった点に、どうしても差が出ます。

「ディーラーだから安心」と思い込んでしまうと、
外注先のレベルに気づかないまま、高くて微妙な仕上がりをつかんでしまうリスクもあります。

中には「ディーラーで施工したのにムラになっていた」という事例もあります。

画像

3-3. ディーラーコーティングを選ぶなら、ここだけは確認

ディーラーを選択肢に入れる場合、少なくとも次の3点は聞いておきましょう。

  1. どこの業者が施工するのか(社名・場所)
  2. 施工内容(下地処理の有無・使うコーティングの種類)
  3. 保証内容(年数・対象・条件)

ここを丁寧に教えてくれるディーラーであれば、信頼度は高いと言えます。
逆に、内容をはぐらかすようなら、慎重に検討した方が良いでしょう。

専門店コーティングが向いている人・向いていない人

4-1. 専門店の真価は「仕上がりの次元」

カーコーティング専門店の最大の魅力は、やはり仕上がりのレベルです。

  • 徹底した洗浄・鉄粉除去・水シミ除去などの下地処理
  • 塗装の状態に合わせた研磨技術
  • 高耐久コーティング(セラミック、ガラス)の施工
  • 長期保証やアフターサポート

といった工程によって、新車でも「さらに一段階ツヤを上げる」ような仕上がりを目指してくれます。

光の当たり方で、

  • ただの新車っぽいツヤなのか
  • 明らかにワンランク上のセラミック特有の“ヌメッとした”光沢やガラスのパリッと透明感のある光沢なのか

が変わってくるのが、専門店クオリティです。

4-2. コストと時間という対価

当然ながら、そのぶん費用も時間もかかります。

  • 料金:5〜30万円(車種・サイズ・メニューにより変動)
  • 施工日数:2〜3日以上、場合によっては1週間前後

「趣味車だからこそ、このレベルまで仕上げたい」
「長く大事に乗るつもりなので、最初にしっかり投資したい」

という考え方であれば、十分に検討に値します。

4-3. こんな人は専門店向き

  • 趣味車・高級車を所有している
  • 下取りやリセールバリューも意識している
  • コーティング後の“洗車の楽さ”を強く求めている
  • 技術や仕上がりにこだわるタイプ

反対に、

  • 車は完全な道具と割り切っている
  • とにかく費用を抑えたい
  • 預ける日数がどうしても確保できない

という人には、必ずしも最適解とは限りません。

4-4. 専門店選びの失敗を避けるポイント

専門店といっても、技術力や考え方には大きな差があります。
最低限、次のポイントはチェックしておきたいところです。

  1. クチコミ評価が高いか
  2. クチコミに「丁寧な説明」「アフターも安心」といった内容が多いか
  3. 自分の車種の施工実績が豊富か
  4. 保証年数と、その条件が明確か
  5. 相談したとき、質問にきちんと答えてくれるか

DIYコーティングは“どこまでアリ”なのか

5-1. 最大のメリットはコストパフォーマンス

DIYコーティングの一番のメリットは、とにかく安いことです。

  • ボトル1本:5千〜3万円程度
  • 1本で1〜数台分施工できることも多い

通勤車やセカンドカーなど、

  • そこまでツヤにこだわらない
  • 多少のムラや失敗も許容できる

といった車には、非常に合理的な選択肢になり得ます。

5-2. リスクと限界

一方で、DIYにはハッキリとした限界もあります。

  • 下地処理の精度がプロには及ばない
  • 塗りムラ・拭きムラが出やすい
  • 施工環境(照明・温度・湿度)の影響をモロに受ける

特に、黒系・濃色車はムラが目立ちやすいため、
「最初の1回をDIYでやってみる」には難易度が高めです。

5-3. DIYが向いているケース

  • 毎日の通勤で使う軽自動車やコンパクトカー
  • 多少のムラや傷は気にしない“足車”
  • 休日に車を触るのが好きな人
  • 「もし失敗してもやり直せる」と割り切れる人

逆に、

  • 新車の趣味車
  • 黒系や濃色車
  • 将来の下取り査定を重視する車
  • 長くきれいに乗りたい車

には、最初からプロ施工を選んだ方が、長期的には得なことが多いです。

複数台所有している場合の「考え方の型」

ここからは、複数台所有している人向けに、考え方の“テンプレート”をお伝えします。

仮に、

  • BMWクーペ(完全に趣味車)
  • トヨタのコンパクトカー(家族車)
  • 軽オープンや軽自動車(通勤車)

という3台構成だったとしましょう。

6-1. 趣味車(BMWクーペ)

ここは最もこだわるべき1台です。

  • 見た目の美しさ
  • 所有する満足感
  • 将来の下取り・乗り換え時の価値

これらを総合的に考えると、専門店コーティングが有力候補になります。

  • 費用:10〜30万円
  • 耐久目安:5〜7年
  • 仕上がり:光の映り込み、艶感がワンランク上になる
  • 洗車:月1回の水洗いで十分きれいな状態を維持しやすい

「この車だけは妥協したくない」という1台に、しっかり投資するイメージです。

6-2. 家族車(トヨタのコンパクトカーなど)

家族車は、

  • 送迎・買い物・レジャーなどで日常的に使う
  • 子どもの乗り降りや荷物の積み下ろしで小傷も増えやすい

という性質があります。

この車に、趣味車と同じレベルのコーティング費用をかけるのは、
費用対効果の面ではややオーバーになりがちです。

現実的には、

  • ディーラーや専門店コーティングで「そこそこキレイで手入れが楽」なラインを狙う
  • 納車時にすでに施工されているので時間も取らない

といったバランスが取りやすくなります。

6-3. 通勤車(軽自動車・セカンドカー)

通勤メインの車は、

  • 走行距離が伸びやすい
  • 駐車環境も必ずしも良くないことが多い
  • 乗り換えサイクルも比較的早めになりがち

といった特徴があります。

ここは、

  • DIYコーティングで「最低限の保護」+「気が向いたときにメンテ」
  • もし施工で少し失敗しても、実用上は大きな問題になりにくい

という割り切り方が、かなり合理的です。

市販のガラス系コーティングや簡易スプレータイプを使って、

  • 半年〜1年おきに軽く施工
  • 普段はシャンプー洗車+撥水系コートをたまに使う

くらいのスタンスでも、「何もしないよりは明らかに良い」状態を保てます。

実際の選択例から見える共通点

ここでは、似たような状況の人がどんな選択をしているか、実際のお客様の声をもとに、三つの事例を紹介します。

7-1. 事例1:初めての輸入車で大切に乗りたい

  • BMW 3シリーズを新車購入
  • ディーラーから約10万円のコーティングを提案されたが、有機ポリマーとのことで一旦保留
  • 専門店3社に見積もりを依頼し、口コミ・仕上がり写真・保証内容を比較
  • 結果として、専門店の〇万円クラスのガラスコーティングを選択

こちらのお客様は、初めての輸入車で長くキレイな状態を維持されたいとのことで

  • 質の高い施工
  • 5年保証付き
  • 洗車は月1回の水洗いのみで十分

といった「質とコストの両立」を希望されていました。

「最初は専門店の敷居が高く感じたが、無料見積もりで丁寧に説明してくれた。ディーラーは納車前施工で楽だが、外注先が不明で不安だった。結果的に専門店を選んで正解だった」

7-2. 事例2:家族車で予算を優先したい

  • ミニバンを家族車として使用
  • 子どもの送迎や買い物で汚れや小傷がつきやすい
  • クオリティも大事だが、「コスト」「手間を減らす」ことを優先

この場合、

  • ディーラーに10万円クラスのコーティングを勧められたが、もう少し安く抑えたいと考えた
  • 定期メンテナンスがついてくる

という、「コスト」を軸にした選択をされました。

「家族車は実用性重視なので、あまりコストをかけ過ぎたくはなかった。ディーラーも思っていたより高く、同レベル以上で低価格な専門店を探した」

7-3. 事例3:通勤車はDIYで十分と割り切る

  • 軽自動車や古めのコンパクトカーを通勤専用に使用
  • 「傷が増えても、実用上困らなければOK」
  • 専門店で簡易コーティングをしてもらい、コツを教えてもらった後、市販のコーティング剤を使って、自分で施工

このパターンでは、

  • 初期費用2~3万円程度
  • 半年〜1年ごとに施工を繰り返す
  • ムラが少し出ても、自分で許容範囲か判断

というスタイルです。

「通勤車は傷や汚れを気にしすぎないし、元々車をいじるのも好き。とはいえ、コーティングは初めてだったので、まずは専門店で安価なポリマー系のコーティングを実施。お店の人にコツを教えてもらい、以後、DIYで施工しようと判断。失敗しても再施工できるし、コスパは最高。」

今回ご紹介した三つ事例では、いずれも専門店で施工されたお声であるものの、事例2と3においては、ディーラーやスタンド、DIYも選択肢に入る内容かと思います。

また、いずれも共通しているのは、

  • 「全部に最高を求めない」
  • 「用途ごとに優先順位を決める」

という考え方です。

簡易フローチャートで考える「自分の最適解」

言葉だけだとイメージしづらいので、テキスト版のフローチャートで整理してみます。

【ステップ1】あなたの車の用途は?

├─ 趣味車・高級車(BMW クーペなど)

│  │

│  └─【ステップ2】資産価値を維持したい?

│     │

│     ├─ YES → 【専門店コーティング】

│     │         ・費用:10〜30万円(品質・保証内容により変動)

│     │         ・耐久性:5〜7年

│     │         ・効果:最高品質、下取り査定UP

│     │         ・選び方:口コミ4.5以上、施工実績100台以上、保証5年以上

│     │

│     └─ NO → 【ディーラーコーティング】

│               ・費用:5〜8万円

│               ・耐久性:3〜5年

│               ・効果:標準品質、納車前施工で楽

├─ 家族車(トヨタ コンパクトカーなど)

│  │

│  └─【ステップ2】手間をかけたくない?

│     │

│     ├─ YES → 【ディーラーコーティング】

│     │         ・費用:5〜8万円

│     │         ・耐久性:3〜5年

│     │         ・効果:標準品質、納車前施工で楽

│     │         ・注意点:外注先の確認、保証内容の確認

│     │

│     └─ NO → 【専門店コーティング】

│               ・費用:10〜30万円(品質・保証内容により変動)

│               ・耐久性:5〜7年

│               ・効果:最高品質、長期的なコスパ

└─ 通勤車・セカンドカー(ダイハツ コペンなど)

└─【ステップ2】コストを最優先?

├─ YES → 【DIYコーティング】

│         ・費用:5千〜3万円

│         ・耐久性:6ヶ月〜1年

│         ・効果:基本的な保護、自分のペースで施工

│         ・推奨商品:ピカピカレイン、ゼロウォーター、シュアラスター

└─ NO → 【ディーラーコーティング】

・費用:5〜8万円

・耐久性:3〜5年

・効果:標準品質、納車前施工で楽

8-1. 用途ベースで振り分ける

  1. その車は「趣味車・高級車」に近いか?
     → YES:資産価値や見た目重視
     → NO:次へ
  2. その車は「家族車」か?
     → YES:手間と実用性重視
     → NO:次へ
  3. その車は「通勤車・セカンドカー」か?
     → YES:コスト重視
     → NO:ライフスタイルに応じて再検討

8-2. 優先順位ベースで振り分ける

  • 品質を最優先 → 専門店コーティング
  • 手軽さ・時間を最優先 → ディーラー、(予算範囲内の)専門店コーティング
  • コストを最優先 → DIYコーティング

この二つの視点を掛け合わせると、おおよそ次のような結論になります。

  • 趣味車 × 品質重視 → 専門店
  • 家族車 × 手軽さ重視 → ディーラー(場合によっては専門店)
  • 通勤車 × コスト重視 → DIY

もちろん例外もありますが、「まずはこの型で考える」とかなり判断がラクになります。

数字で見る「5年間のトータルメリット」

ここからは、少しだけ数字の話をします。

9-1. 洗車時間という“見えないコスト”

コーティングをするかどうかは、見た目の問題だけではありません。
洗車の頻度と時間にも、大きく影響します。

例えば、

  • コーティングなし
    • 月4回洗車(週1回)
    • 1回あたり1時間
    • 年間48時間
  • コーティングあり
    • 月1回洗車
    • 1回あたり1時間
    • 年間12時間

と仮定すると、

  • 年間で36時間
  • 5年間で180時間

もの時間が浮く計算になります。

もし、自分の“時給”をざっくり3000円と置くなら、

  • 180時間 × 3000円 = 54万円相当

の価値があるとも解釈できます。

9-2. 洗車・ワックス代の削減

ガソリンスタンドやコーティング専門洗車に毎回頼むと、

  • 手洗い洗車:1回3000円
  • 月4回で月1万2000円
  • 年間約14万〜15万円

くらいはすぐにかかります。

コーティングをして、

  • 普段は自宅での水洗い
  • ときどき簡易コート剤を使う程度

にすると、

  • 年間の洗車関連コスト:数千〜1万円程度で収まることも多い

5年間で見ると、単純に数十万円レベルで差がついてきます。

9-3. 下取り査定への影響

特に趣味車・高級車の場合、

  • 塗装のツヤ
  • 水シミや洗車傷の少なさ

は、査定額に目に見えて影響します。

明確な金額は車種・年式・市場によって変わりますが、

  • 「塗装状態が非常に良好」と評価されるか
  • 「年式相応」とされるか

だけでも、数万〜十数万円程度の差がつくことは珍しくありません。

今からできる具体的な行動ステップ

ここまで読んで、

「何となくイメージはついたけど、結局何からやればいいのか」

という段階だと思います。
最後に、すぐ動けるようにステップを整理します。

ステップ1:各車の“役割”を書き出す

まずは、手元のメモかスマホで、

  • 車A:用途・優先順位(趣味/資産価値/見た目)
  • 車B:用途・優先順位(家族/手軽さ/安全性)
  • 車C:用途・優先順位(通勤/コスト/気楽さ)

といったように、役割と優先順位を書き出してみてください。

文字にしてみると、
「どこにお金をかけるべきか」が、自然と見えてきます。

ステップ2:候補を一旦“型”に当てはめる

  • 趣味車 → 専門店候補をリストアップ
  • 家族車 → ディーラーコーティングの内容を確認し、専門店と比較
  • 通勤車 → DIYで使えそうな市販コーティングをリサーチ、場合によっては専門店リサーチ

と、雑で構わないので候補を分類します。

ステップ3:専門店は3社程度ピックアップ

趣味車に専門店を検討する場合は、

  1. 「カーコーティング 専門店 + 地域名」で検索
  2. 評価の良いところや説明が明確なところを3社選ぶ
  3. 各社のサイトで、施工実績(車種・台数)と保証内容を確認
  4. メールや電話で無料見積もり・相談

という流れで進めると、失敗しにくくなります。

ステップ4:ディーラーには遠慮なく質問する

ディーラーコーティングを考える場合も、

  • 外注先はどこか
  • どんなコーティング剤か
  • 保証年数と保証範囲はどこまでか

といった質問は、遠慮なく投げて大丈夫です。

丁寧に答えてくれる営業担当であれば、その時点で信頼度は高いと言えます。

ステップ5:DIYプランをざっくり決める

DIYをする場合は、

  • 最初の1回は、晴れすぎず、風の弱い日を選ぶ
  • 事前にYouTubeなどで施工手順をイメージトレーニング
  • 1回目は「完璧を目指しすぎない」と最初から決めておく

くらいの気持ちでトライするのが、精神衛生上もおすすめです。

もしくは、先ほどの事例のように、一度専門店に簡易コーティングをしてもらって仲良くなり、コツを聞いてみるなども良いと思います。

まとめ 「全部に最高」はいらない。用途ごとに最適解を選ぶ

新車のコーティングは、

  • ディーラーが悪い
  • 専門店だけが正解
  • DIYはやめておけ

といった“二択・三択の話”ではありません。

大事なのは、

  • その車が自分の中でどんな位置づけなのか
  • 何を優先したいのか(品質・手軽さ・コスト)
  • どれくらいの期間、どんな乗り方をするつもりなのか

を踏まえて、「用途ごとに最適な組み合わせを選ぶこと」です。

趣味車には、長期的に見て納得できる専門店コーティング。
家族車には、時間と手間を減らすディーラーや予算内での専門店コーティング。
通勤車には、コストを抑えつつ最低限守るDIYコーティング。

このように使い分けることで、

  • 車の見た目
  • 自分の時間
  • 家計のバランス

すべてを、無理なく最適なラインに持っていくことができます。

営業トークに流されるのではなく、
自分の生活と価値観に照らして選んだコーティングであれば、
後から振り返っても「やってよかった」と思えるはずです。

ぜひ今回の内容を、ご自身の車の状況に当てはめながら読み進めてみてください。

どの選択が本当に自分に合っているのかが、これまでよりずっと明確になり、コーティングで後悔しないための判断材料としてきっと役に立つはずです。

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